ゲオでゲームソフトやiPhoneなどを売りたいと思った時、利用できる年齢や必要な手続きが気になる方も多いでしょう。
特に、18歳未満の方や高校生が買取を利用できるのか、親の同意書が必要なのかといった疑問を持つ方もいるはずです。
そこで、今回はゲオの買取サービスが何歳から利用できるのか、また未成年の場合どのような条件や手続きが必要なのかを調べてみました。
また、買取以外のおすすめの代替案についても詳しく解説しますので、ゲームソフトやスマホを売りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
ゲオの買取は何歳から対象なのか?
ゲオではゲームソフトやハードなどの買取において、18歳未満の方は基本的に買取を利用することができません。
これは法律や規制に基づいたルールであり、未成年者が大切な品物を手放す際のトラブルを避けるためでもあります。
18歳未満の方が店頭に来店しても身分証明書の提示が求められ、その際に年齢が確認されるため買取は行われません。
よって、ゲオで買取を利用できる年齢は18歳以上となっています。
18歳以上であれば、身分証明書を提示することで買取の手続きが可能です。
また、宅配買取サービスを利用する場合でも年齢確認が行われるため、18歳未満の利用はできない仕組みになっています。
これにより、未成年者による安易な売却や、親の許可を得ない取引を防ぐことが目的とされています。
しかし、ここで気になる点があると思います。
それは「18歳になっている高校生は買取してくれるのか?」ということです。
高校生で18歳だけど買取してくれる?
ゲオでは18歳になっていても、高校生の買取はしていません。
ですので、大学生以上からの利用が一般的と考えておくと良いでしょう。
では、18歳になっていて高校に通っていない方はどうなるのか、という疑問を抱く人もいるでしょう。
実は、18歳でありながら高校に通っていない方、たとえばフリーターとして働いている人や、別の進路に進んでいる方はゲオでの買取が可能です。
ゲオでは買取時に18歳以上であることと、在学中の高校生でないことが確認できれば、店頭や宅配買取で問題なく買取が行われるのです。
もし18歳以上であれば、身分証明書を提示することで買取を受けられるので、身分証を忘れずに用意しましょう。
また、ゲームソフトやスマートフォンを売却したい場合は、買取キャンペーンを実施している時期を狙って売るのがおすすめです。
高校卒業したばかりの場合は?
多くの高校生は3月になると卒業するのが一般的です。
では、高校を卒業してから3月中にゲオの買い取りを利用したい、という場合はどうなのでしょうか?
この場合、3月31日までは「高校生」として扱われるため、ゲオでの買取は利用できません。
これは、学校を卒業してもその年度内はまだ高校生の扱いが続くというルールによるものです。
つまり、実際には18歳であっても、高校卒業の証明ができる4月1日以降でないと、買取の手続きはできないということです。
もし高校を卒業してすぐにゲームやスマホを売りたい場合でも、4月以降に手続きするようにしましょう。
同意書がある買取できる?
以前は、親の同意書があれば18歳未満でも買取をしてもらえるケースがありましたが、現在はこのルールが変更されています。
ゲオでは、親の同意書があっても高校生や18歳未満の買取は一切行っていません。
これは、未成年者が物品を売却する際のトラブルを未然に防ぐためであり、未成年の買取を行わないという方針が明確に打ち出されています。
その為、18歳未満の方がゲームソフトやハードを売る際には、親に代理で買取を依頼するなどの別の手段を検討する必要があります。
未成年が買取を利用したい場合
上記の通り、高校生や中学生の未成年者は残念ながら、本人が直接買取を利用することはできません。
しかし、ゲオでは親権者が同伴し親権者の名義で買取を行うことが可能です。
この場合、実質的には親権者が商品を売却する形になるため、親権者の身分証明書が必要となります。
親と一緒に店舗に行き、親権者が手続きを行うことで、安全かつ問題なく買取を進めることができます。
基本買取は身分証明書が必要
ゲオでもそうですが、基本買取を利用する際は、必ず身分証明書の提示が求められます。
これは「古物営業法」に基づいた規定で、買取時に個人の身元確認を行うことが義務付けられているためです。
ゲオでは、運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証(現住所が記載されているもの)などの有効な身分証明書を持参する必要があります。
これにより、18歳以上であることや、正当な所有者からの売却であることが確認されます。
宅配買取を利用する場合も同様に、本人確認が必要で、身分証明書のコピーなどを送付する必要があります。
身分証を提示しない限り、買取は進められないため、準備をしてから店舗を訪れるか、宅配買取の手続きを行うことが重要です。
年齢制限で買取を利用できない場合の代替案
フリマアプリを利用する
フリマアプリを使えば未成年でも売買を行うことが可能です。
但し、親権者の同意を得た上で売買を行うことになるので、親の同意は必要となります。、
フリマアプリでは、個人間での売買が主流のため店舗のような厳しい年齢制限がなく、ゲームソフトやスマホを自由に出品することができます。
もし売れた場合でも、身分証明書の提示など必要はありません。
また、売れた時の売上金も、自分の口座に出金することが出来ます。
しかし、手軽に売買できる反面、取引に関わる責任も発生するため、慎重に利用することが求められます。
同意書の提出で買取可能な店舗へ持ち込む
ゲオでは保護者の同意書があっても買取を利用できませんが、他の店舗では保護者の同意書を提出すれば買取を行ってくれる場合があります。
一部のショップでは、18歳未満でも保護者の同意書があれば買取が可能で、ネットで検索すると様々な買取業者のサイトが出てきます。
同意書は、未成年者がトラブルを起こさないようにするための確認手続きとして求められるものです。
フリマアプリなどと比べて、店頭での買取は迅速で簡単な手続きが可能で、未成年でも利用しやすいというメリットがあります。
ただし、利用する店舗によって規定が異なるため、事前にその店舗のルールを確認することが大切です。
同意書のフォーマットや必要な書類が店舗ごとに異なる場合があるため、具体的な手続きは店舗に問い合わせましょう。
また、中学生以下などあまりにも年齢が低い場合は、保護者同伴でしか買取してくれないので注意が必要です。
18歳の高校生はブックオフを検討
大手のブックオフは、意外にも18歳以上であれば、たとえ高校生でも買取をしてくれる場合が多いです。
ブックオフの公式サイトにも「18歳以上(高校生含む)であれば、保護者の同伴は必要ありません」と明記されています。
そのため、18歳の高校生であっても、基本的には親の許可や同伴がなくても利用可能です。
ただし、買取を行う地域によっては条例や警察の指導により、規制が異なる場合もあります。
その為、ブックオフの店舗を利用する前に、直接その店舗に確認することが推奨されています。
地域の規制により、場合によっては親権者の同意書や同伴が必要になるケースも考えられますので、事前確認をすることでスムーズに買取手続きを進めることができるでしょう。
買取の疑問を解消!知っておきたいこと
なぜ買取に年齢制限があるのか?
買取と聞くと古物営業法が関係してくるのですが、多くの方が未成年者が買取を利用できないのは、古物営業法によるものだと思われがちです。
しかし、実際にはこの法律には「未成年者からの買取を禁止する」という直接的な記載はありません。
古物営業法は主に、盗品や不正品の売買を防止するために制定された法律で、未成年者が物を売ることを一律に禁止しているわけではありません。
買取に年齢制限がある理由の一つは、各都道府県が定める「青少年健全育成条例」による規制です。
多くの自治体で、この条例によって18歳未満の青少年に対する取引を制限するルールが定められています。
条例の目的は、青少年をトラブルや犯罪から守り、健全な成長を促すためです。
そのため、未成年者がゲームソフトなどを売却する際にトラブルが発生しないよう、18歳以上という年齢制限が設定されています。
特に、買取に関しては金銭のやり取りが伴うため、未成年者にとって負担やリスクが大きくなる可能性があり、これを防ぐために多くの買取業者が年齢制限を設けています。
また、保護者の同意がない取引が問題になりやすいため、店舗側は18歳以上での買取を基本としています。
このような規制は、安全でトラブルのない取引を実現するための配慮とも言えます。
未成年の買取が厳しくなった理由
未成年の買取が厳しくなった背景には、過去に多くの問題が発生したことがあります。
特に、盗品を売る目的で買取サービスを利用する若者が増え、問題化したケースがありました。
盗まれたゲーム機や電子機器が市場に流れることを防ぐために、未成年の取引に対する規制が強化されました。
また、未成年者が親の所有物を無断で売却し、そのお金を使ってしまうというトラブルも少なくありませんでした。
このような問題を未然に防ぐため、現在では多くの買取業者が未成年者からの買取を禁止しています。
ゲオの買取は何歳から?まとめ
ゲオでの買取は、基本的に18歳以上から利用可能です。
18歳未満の方、つまり高校生や中学生は買取を利用できませんが、親権者が同伴すれば親権者の名義で買取が可能です。
また、18歳以上であれば高校生でも買取は可能な店舗などもあるのですが、地域によっては条例や警察の指導により異なる場合があるため、事前に店舗へ確認することが推奨されます。
買取時には、基本的に身分証明書(運転免許証や健康保険証など)の提示が必要です。
親の同意書だけでは買取が認められないため、もし未成年者が買取を希望する場合は、フリマアプリなどを利用する方法も検討するとよいでしょう。