ブックオフといえば本の買取で有名ですが、最近は宅配買取サービスも多くの人に利用されています。
不要な本やゲームを簡単に売れる宅配買取ですが、初めて利用する方には、梱包や発送の方法など不安や疑問があるかもしれません。
特に「梱包用のダンボールはどう準備すればいいのか」「どのように梱包すれば安全に商品を送れるのか」など、事前に知っておきたいポイントも多いでしょう。
この記事では、ブックオフの宅配買取に必要なダンボールの入手方法や梱包のコツについて詳しくご紹介します。
ブックオフの宅配買取はダンボールが貰えない？
ブックオフの宅配買取を利用する際、残念ながらダンボールは無料で提供されません。
もしダンボールが必要な場合は、公式サイトから200円で購入することになります。
しかし、よりお得に手に入れる方法として、近所のお店にダンボールが余っているかを尋ねるのもおすすめです。
スーパーやドラッグストア、家電量販店などでは、商品が届いた後に不要になったダンボールを処分しなければならないことが多いため、意外と気軽に提供してくれることがあります。
多くの場合、無料で手に入れることができるのでコストを抑えられますし、さらにサイズも豊富で選びやすいです。
おすすめはスーパーで、欲しいと伝えるとその場で譲ってもらえることも多く、さらにスーパーによっては無料ダンボールといってあらかじめ専用のスペースを設けている所もあります。
リサイクルにも貢献できますし、何よりすぐに手に入るのが魅力です。
ダンボール以外の物で送ることも可能
ちなみに、ブックオフの宅配買取では、必ずしもダンボールを使用しなくてもOKです。
例えば、大きめの紙袋に商品を詰めて送ることも可能です。他にも、買い物袋のようなもので中身をしっかりと隠して送るのも問題ありません。
よって、しっかりした紙袋や、耐久性のあるショッピングバッグを使用することもできます。
重要なのは商品をしっかりと保護することであり、適切な包装材料を使って輸送中のダメージを防ぐことです。
袋を使用する際には、中身が動かないようにしっかり詰めることが大切で、梱包の際に緩衝材を使うのも有効です。
代用できるものがあれば自由に活用しても良いでしょうし、コストを抑えたい方には特に便利な方法と言えるでしょう。
プラスチックケースで送るのはNG
注意点としては、プラスチックケースを使って商品を送るのは避けるべきです。
プラスチックケースは、外部からの衝撃に弱く、割れたりヒビが入ったりすることがあるため信頼性が低いです。
配送中に破損する可能性があり、ケース自体が壊れてしまうこともあります。
また、壊れやすい素材の容器を使用すると、配送業者にも迷惑がかかる場合があり、破損した商品の回収や補償手続きなどで手間がかかる可能性があります。
そのため、輸送中のトラブルを避けるためにも、ダンボールなどの堅牢な素材を選ぶことが重要です。
宅配買取でダンボールが貰えるサービス
カイトリワールド
カイトリワールドでは、最大10箱まで無料でダンボールを提供してくれます。
しかし、ダンボールは集荷依頼日に届けられるため、迅速に梱包作業を行う必要があります。
もし、大量の商品があり梱包に時間がかかる場合は、梱包に時間がかかることを配達員に伝えることで、ある程度の時間を調整してもらえるので、無理をせず相談してみましょう。
また、集荷日当日に焦らないよう、あらかじめ梱包作業の準備をしておくとスムーズに対応できます。
ダンボールが届くと、すぐに商品を入れれるようにあらかじめ梱包しておくといいでしょう。
ネットオフ
ネットオフでは、最大6箱まで無料でダンボールを提供しています。
カイトリワールドと異なり、集荷日より前にダンボールが届くため、焦らずに梱包を進めることができるという大きなメリットがあります。
また、事前にダンボールが届くことで、発送準備を計画的に行えるため、無理なく作業を進めることができます。
特に、初めて宅配買取を利用する方にとっては、余裕を持ったスケジュールで梱包できるのは非常に安心です。
さらに、緩衝材やガムテープの準備も並行して進められるため、しっかりと商品を保護した状態で送ることができます。
店頭買取ではダンボール準備の必要なし
ブックオフの店頭買取を利用する場合、ダンボールを用意する必要はありません。
買取カウンターに直接持参するだけで査定を受けることができます。
ただし、店頭買取は宅配買取のように頻繁なキャンペーンを行っていないため、査定価格が宅配買取よりも低くなる可能性があります。
宅配買取は日頃よりクーポンを利用できる環境が整っている為、タイミングによっては他の業者より金額が良くなることもあるのです。
買取キャンペーンは公式サイトでも告知しているので、現在実施しているキャンペーンを理解することで、より高額の査定に期待できます。
宅配買取でダンボールに商品を詰める時のコツ
商品をダンボールに詰める際には、輸送中の破損を防ぐ工夫が必要です。
もし、商品に万が一何かしらのトラブルがあった場合、値段がつかない商品となってしまう恐れもあるので十分注意しましょう。
重たい商品は一つの箱に詰め込まず、複数の箱に分けることで底抜けを防止できます。
また、空いている部分には新聞紙や緩衝材を使って商品が動かないように固定することが大切です。
商品が箱の中で動いてしまうと破損の原因になるため、隙間をしっかりと埋めることがポイントです。
さらに、できれば水濡れ対策も施しておくと安心です。
具体的には、ビニール袋や防水シートで商品を包んでおくことで、予期せぬ水濡れによるダメージを防ぐことができます。
特に、本や紙類などの水に弱い商品については、丁寧な防水対策を行うことで商品の価値を守ることができます。
他にも、重たい物や壊れやすい物は、なるべく一箇所に集中しないように配置し、バランスよく詰めることも重要です。
このように細かな工夫を凝らすことで、輸送中のトラブルを最小限に抑え、買取先に良い状態で商品を届けることができます。
重さ制限があるので気を付ける
ブックオフの宅配買取では、ダンボール1箱あたり25kg以内の重量制限があります。
この重量制限は、輸送中に箱が破損したり、配達員に負担がかかるのを防ぐためのものです。
また、ダンボールのサイズですが、公式サイトには具体的な大きさについては記載されていませんが、比較的大きめの箱でも受付けてくれる可能性が高いです。
そのため、サイズについてはそれほど厳密でなくても問題はないことが多いですが、必ず重量を25kg以内に収めるようにしましょう。
重さがオーバーしてしまうと、輸送中のリスクが増えるだけでなく、受付が拒否されることもあるため注意が必要です。
また、重量が適正であれば輸送中のトラブルも防ぎやすくなり、安全に商品を届けることが可能になります。
底抜け防止にガムテープを貼り補強する
ダンボールの底抜けを防ぐために、ガムテープを十字に貼って補強するのがおすすめです。
さらに、十字に貼った後に、縦横それぞれもう1本ずつガムテープを追加で貼ることで、強度をさらに高めることができます。
これにより、重たい荷物でも安心して送ることができますし、特に長距離輸送や振動が多い配送環境においては、底抜けのリスクを大幅に減らすことができます。
また、ダンボールの接合部や隅もしっかりとガムテープで補強しておくと、全体的な耐久性が向上します。
これらの追加の補強作業を行うことで、配送中のトラブルを防ぎ、安心して荷物を届けることができるでしょう。
貴金属類は別途ダンボールが必要
貴金属類の買取依頼を希望する場合には、注意すべきポイントがあります。
それは、貴金属・ジュエリー・アクセサリー・時計といった高価な品物は他の物と一緒に送ることができないという点です。
例えば、書籍や家電と貴金属を同じ箱に入れて送ることはできません。
これは、貴金属類の紛失を防ぐための措置であり、安全に買取査定を行うための重要なルールです。
この分けて送るルールに従うことで、万が一のトラブルを防ぎ、査定がスムーズに行われることが期待できます。
また、貴金属はその価値が非常に高く、小さな傷や汚れが買取価格に大きく影響するため、しっかりと個別に保護することが推奨されます。
別途ダンボールが必要という手間がかかるように感じるかもしれませんが、貴金属類の安全性を考慮すれば、この方法が最も確実であることがわかります。
ブックオフの宅配買取で知っておきたいこと
ダンボールの個数は後から変更もできる
ブックオフの宅配買取で、詰めるだけの買取コースににしている方も多いでしょう。
そんな時、商品を詰めていると依頼した時の箱数が合わなくなってしまうことも多々あります。
4箱としたが、5箱になってしまった、というようなことは良くある話です。
もちろん、このようなちょっとしたトラブルでも楽に対処できます。
集荷前日の22時までは、マイページからダンボールの箱数を変更することができます。
急な変更にも柔軟に対応できるのは便利で、多忙なスケジュールや、急に売りたいものが増えた場合など、変更が簡単に行えるのは非常に助かります。
また、箱数の変更に制限がないため、必要に応じて何度でも調整できるのも大きな魅力ですが、最大19箱と決まっています。
さらに、変更手続きがオンラインで完結するため、わざわざ電話をしたり、時間をかけて対応する必要がないのも利用者にとってはありがたい点です。
値段がつかない商品は返却してくれる？
ブックオフの宅配買取では「かんたん承認」コースの場合、値段がつかなかった商品は返却されず0円で処分されます。
このコースは手軽に利用できる反面、査定価格に不満があっても商品は返ってこないため、注意が必要です。
一方、「あんしん返送」コースを選択した場合、納得できない査定価格のものを返送してもらうことができますが、送料がかかります。
このため、返送を依頼する際には追加の費用が発生することに注意が必要です。
また、返送には一定の手間がかかるため、商品によっては処分を依頼する方が良い場合もあります。
返送される商品の送料は自己負担となるため、査定額と返送料を比較し、どちらが得かを考慮して選ぶことが重要です。
ブックオフの宅配買取はダンボールのまとめ
ブックオフの宅配買取では、ダンボールを自分で用意する必要がありますが、近所のお店などで無料で手に入れる方法もあります。
スーパーやドラッグストア、家電量販店などでダンボールをもらえることが多く、コストを抑えたい方には特におすすめです。
また、ダンボール以外でもしっかりと中身を保護できる袋などを使用することができます。
例えば、丈夫な紙袋やショッピングバッグも代用可能で、しっかりと中身を保護しつつ、輸送中の衝撃を和らげるために新聞紙や緩衝材を入れて工夫することが重要です。
また、梱包の際には重さを均等に分散させることで底抜けを防ぎ、輸送中の破損を防ぐことができます。
宅配買取ならではのキャンペーンを利用することで、より高額の査定が期待できる場合もあるため、選択肢を広げて活用してみてください。
特に、キャンペーン期間中に買取を依頼することで、通常よりも高い査定額を得られる可能性がありますし、不要品を売却することで家のスペースも有効に活用できます。
