ブックオフで使える買取サービスには「宅配買取」と「店頭買取」があります。
それぞれ利用する際に必要なものが異なりますので、この記事では必要なものから注意点について詳しく解説します。
初めてブックオフを利用する方も、これを読めば安心して準備できますよ。
宅配買取と店頭買取の違いを理解し、必要なものをきちんと準備することで、買取を失敗することなく行うことができます。
ブックオフの買取で必要なものは何?
宅配買取で準備するもの一覧
宅配買取では、以下のようなものが必要となるので、事前に準備しておくといいでしょう。
各種身分証明書
宅配買取を利用する際に必要となるのが、身分証明書です。
運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、公的な身分証明書が必要ですが、準備しやすいものばかりですので安心です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 日本国内パスポート
- 在留カード
- 各種福祉手帳
- 各種年金手帳(オレンジ色)
- 官公庁発行の写真付き本人確認書類
身分証明書は、名前や住所、生年月日を証明できるものでなければなりません。
さらに有効期限内のものしか利用できないルールとなっています。
他にも、宅配買取の場合、身分証の画像をアップロードする形で確認が行われることが多いですが、しっかりと見やすい画像を用意することが大切です。
身分証明書の撮影をする場合、手振れなどして文字が読みにくいような状態では、再度アップロードが必要となることもあります。
ガムテープやダンボール等
当然ですが、宅配買取にでは売りたい商品を安全に送るために、ガムテープやダンボールが必要になります。
他にも関連アイテムとして、プチプチなどの緩衝材もある方がいいでしょう。緩衝材があれば商品の破損を防ぐことができます。
特に壊れやすい商品や高価な商品を送る際には、緩衝材を多めに使うことが推奨されます。
ガムテープはしっかりとダンボールを閉じるために必要で、配送中に商品が動いたり、壊れたりしないようにするためには非常に大事な役割を果たします。
またガムテープでダンボールの強度を高めることも出来るので、ガムテープは意外と重要なアイテムです。
ダンボールはしっかりとしたものである必要があり、配送中に箱が潰れないような丈夫なものを選ぶことも大切です。
ブックオフの会員登録が必要となる
宅配買取を利用するためには、ブックオフの会員登録が必要です。
登録はオンラインで簡単に行うことができ、住所や氏名などの情報を入力するだけで完了します。
手続きは非常にシンプルで、初めての方でも迷わずに行うことができるので、会員登録に時間がかかることはまずないでしょう。
会員登録が完了すると、マイページで買取状況や査定結果を確認できるなど、便利な機能を利用することができます。
また、会員登録はLINEアカウントやメールアドレス登録とあるので、お好きな方で登録できるのも良い点です。
この手続きにより、買取金額の振込手続きなどもスムーズに進むので、事前に会員登録を済ませておくことをおすすめします。
さらに、会員になることで、定期的にお得なキャンペーン情報を受け取ることができたり、特典が付与される場合もあります。
よりお得にブックオフのサービスを活用することが可能です。
ある程度の商品数が必要となる
宅配買取を利用するには、ある程度の商品数が必要です。
具体的には以下の条件のいずれかに該当する必要があります。
- 書籍・コミックが10点以上
- ゲーム・DVD・CDがいずれか3点以上
- 買取価格1,000円以上のソフトが1点
- 上記以外のジャンルの商品が1点
恐らく少量の商品を送る場合、送料や手間がかかりすぎてしまうのが理由で、このような商品数に設定しているものと考えられます。
よって、もし少量の商品しかない場合は、店頭での買取を申し込む方が早いでしょう。
入金の為の振込口座
宅配買取で買取金額を受け取るためには、振込口座が必要です。
基本的にはご自身の口座を用意しますが、親の口座など名義が変わっても利用可能です。
ただし、別名義の口座にする場合は、本人確認の手続きが本人限定受取郵便で行われる場合があるため、申込みした方の口座を使うのが無難です。
本人限定受取郵便は、本人以外が受け取ることができないため、この手続きが必要になるケースでは、親の口座よりも自身の口座を利用するほうが手続きが簡単で確実です。
また、振込先口座の情報を間違えると振込が完了しない可能性があるので、銀行口座の情報を正確に入力するようにしましょう。
以上、宅配買取ではこのようなものが必要となりますが、一般的に考えても用意しにくいようなものは一切ないので、誰でも気軽に利用できるでしょう。
店頭買取で必要なものとは?
本人確認書類(身分証)の提示が必要
店頭での買取についても、身分証明書の提示が求められます。
代表的な運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど、身分証の提示により本人確認が行われますので、来店の際には必ず持参しましょう。
また、店頭買取の方が宅配買取よりも種類が多くなっているので、用意しやすいのが特徴です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 各種健康保険証
- 住民基本台帳カード
- 各種福祉手帳
- 日本国パスポート
- 各種年金手帳
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 学生証(顔写真つき)
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 特別児童扶養手当証書
- 児童扶養手当証書
- その他、官公庁発行の写真付き身分証明書(国・市区町村の役所発行のもの)
※全て有効期限内のもの
特に、宅配買取では学生証を本人確認書類として認めていないのですが、店頭では認めているので学生さんなどは店頭買取の方が利用しやすいでしょう。
また、店頭買取では基本的に身分証を忘れてしまうと買取ができません。
保護者の同意書は必要ではない
未成年が買取サービスを利用する時に、必要な書類として「保護者の同意書」があります。
しかし、ブックオフは未成年の方からの買取は行っていません。
つまり、保護者の同意書があっても買取は出来ませんし、そもそもブックオフでは同意書のフォーマットも用意していません。
その為、未成年の方が買取を希望する場合は、保護者と一緒に店頭に行くか、代理で保護者が買取を申し込む必要があります。
未成年者の買取に関しては慎重に対応が必要であり、保護者がしっかりと関与することが求められますので、あらかじめ手続きについて確認しておくと安心です。
専用アプリや会員カード
こちらは特に必須ではありませんが、専用アプリや会員カードがあればポイントを貯めることができるなど、多くのメリットがあります。
買取金額を受け取るだけでなく、ポイントも貯まるので、よく利用する方にはおすすめです。
ポイントは買取金額の一部として還元されるため、次回の購入に使うことができたりするのでお得でしょう。
さらにアプリではお得なクーポンが発行されたりと、メリットは大きいです。
また、会員カードを提示することで、定期的な特典を受け取ることができたり、誕生日月には特別なサービスが受けられることもあります。
こうした特典を活用することで、ブックオフをより賢く、そしてお得に利用することができるので、専用アプリや会員カードの利用は大変おすすめです。
キャッシュレス買取は必要なものがある
最近は買取も近代化になってきており、従来とは異なる買取サービスも実施しています。
その一つがキャッシュレス買取で、利用するにはブックオフのアプリや会員カード、そしてペイペイなどの決済アプリが必要です。
決済アプリは買取金額を即座に受け取るために必要であり、手間なくキャッシュレスで対応できるため非常に便利です。
また、査定手続きにはスマホ本体が必要で、電話番号認証を行うことになりますので、問題ないとは思いますがスマホは必須アイテムなのです。
したがって、キャッシュレス買取を利用するためには、これらの準備をしっかりと行っておくことが重要です。
ブックオフの買取で知りたいこと
コピーした身分証は不可となる
ブックオフの買取では、店頭もしくは宅配でもコピーした身分証は使用できません。
必ず原本を提示する必要がありますので、間違えないように注意しましょう。
これは、本人確認の正確性を確保するためであり、コピーされた身分証明書では偽造や改ざんのリスクが高くなるからです。
さらに、法律的にも身分確認は原本で行うことが義務付けられているケースが多く、適切な取引を行うためには、必ず有効な身分証明書の原本を提示することが求められます。
原本を忘れてしまうと買取手続きが進められないため、買取を依頼する前に必ず準備しておきましょう。
身分証を提示する理由とは?
初めての買取をする方なら、なぜ「身分証明書が必要なのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
理由は簡単で古物営業法に基づき、ブックオフでは身分証の提示が義務付けられているので、身分証明書の提示が必須となるのです。
よって、身分証の提示はどの買取業者で行われていることであり、ブックオフ以外の業者でも身分証の提示は必要です。
基本的に、盗難品などの不正な取引を防ぐためであり、身分証の提示を義務付けることによって、買取を通じた犯罪防止や不正行為の抑止力にもなります。
万が一、盗難品が流通しようとした際に、売却者の身元を特定できることで、犯罪の解決に役立つ可能性があるのです。
こうした本人確認手続きにより、安心してサービスを利用できる環境を提供することが、ブックオフの目指すところでもあります。
ブックオフの買取で必要なものは何?まとめ
ブックオフで買取を利用する際には、必要なものや準備しておくべきアイテムがいくつかあります。
宅配買取では身分証明書、会員登録、梱包用具、振込口座などが必要で、逆に店頭買取は身分証明書のみ必要です。
また、宅配買取を利用する場合は、梱包や商品数の条件などに注意して、準備を整えておきましょう。
例えば、壊れやすい商品にはしっかりと緩衝材を使うなど、商品の状態を保つための工夫が大切です。
他にも、店頭のキャッシュレス買取は会員カードやアプリが必要なので、事前に準備しておくといいでしょう。